突然襲ってくる試練について

お客様と喫茶店で面談しておりましたら、斜め前方に、短いワンピースに身を包んだ、背が高くスリムで若い美人がおりました。

意識的には、目をやることもせずに相談に集中しておりましたが、この方が立ち上がるとき、何らかの動物的嗅覚が働いたのでしょう、白い下着が視野に飛び込んできました。

その白さは、はっと息をのんでしまうような類の輝きを放ち、私のお客様への誠実さと仕事への集中力が試されたのです。さらに、コンマ五秒遅れて当人と目が合い、私の視線がどこを彷徨っていたかが如実に伝わったのも見て取れました。

そのような試練の元、心の底からこみ上げてくる名状しがたい感覚に飲み込まれつつ、称賛に値するであろう強靭な精神力を発揮して相談内容に生返事をうち、なんとか事なきを得たのです。神は時に、本当に酷い仕打ちをなさる、それが今日の教訓でしょうか。あの瞬間の映像とともに、心に刻んで参りたい所存です。