メディアクリエイターって何をするんですか?
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予後 [編集]
狂犬病患者
発症後の死亡率はほぼ100%で、確立した治療法はない。記録に残っている生存者は僅か6人のみで、そのうち5人は発症する前にワクチン接種を受けていた。2004年10月、アメリカ合衆国ウィスコンシン州において15歳少女が狂犬病の発症後に回復した症例がある[7]。これは発症後に回復した6番目の症例であり、ワクチン接種無しで回復した唯一の生存例でもある[8]。この際に行われた治療はミルウォーキー・プロトコル(en:Milwaukee protocol)と呼ばれており、治療法として期待されているが、回復に至らず死亡した事例もあり研究途上である。
「最も致死率が高い病気」としてエイズとならんでギネス・ワールド・レコーズにも記録されている。
潜伏期間は咬傷の部位によって大きく異なる。咬傷から侵入した狂犬病ウイルスは神経系を介して脳神経組織に到達し発病するがその感染の速さは日に数ミリから数十ミリと言われている。したがって顔を噛まれるよりも足先を噛まれる方が咬傷後の処置の日数を稼ぐことが可能となる。脳組織に近い傷ほど潜伏期間は短く、2週間程度。遠位部では数か月以上、2年という記録もある[5]。
前駆期には風邪に似た症状のほか、咬傷部位にかゆみ(掻痒感)、熱感などがみられる。急性期には不安感、恐水症状(水などの液体の嚥下によって嚥下筋が痙攣し、強い痛みを感じるため、水を極端に恐れるようになる症状)、恐風症(風の動きに過敏に反応し避けるような仕草を示す症状)、興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れる。また、腱反射、瞳孔反射の亢進(日光に過敏に反応するため、これを避けるようになる)もみられる。その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。
なお、典型的な恐水症状や脳炎症状がなく、最初から麻痺状態に移行する場合もある。その場合、ウイルス性脳炎やギラン・バレー症候群などの神経疾患との鑑別に苦慮するなど診断が困難を極める[6]。いずれにせよ、死亡に至る。